当社の大宮店に2台目となる実耳測定器を導入しました。
1台目は「ユニティー3」で、今回の2台目は「アフィニティ―コンパクト」です。
どちらの機器も非常に優秀なのでここで両社の性能を比較することはしませんが、
実耳測定の有用性はエビデンスレベルで証明されているので、「実耳測定はやるべき」だと考えています。
実耳測定を導入する場合のメリットは補聴器調整の精度が高まることで顧客への聞こえ改善寄与の速度が速くなることや、調整・測定回数が減ることによる調整側・顧客側の負担軽減が主なメリットです。
一方でデメリットは、
フルセットだと300万円~350万円程度かかる費用負担と設置スペース(A4サイズで2~3面分)の問題が
デメリットだと思いますが、導入メリットを考えると十分吸収できる範囲です。
補聴器本体で音を出す、音を拾う、音を分析することができるのであれば、
近い将来、補聴器単体で実耳測定ができる日が来ると思います。
今日も聞こえにコミットします。